両陛下が帰国=戦後70年のパラオ訪問終え その他 2015年04月09日 戦後70年の戦没者慰霊のためパラオを公式訪問していた天皇、皇后両陛下は9日夜、1泊2日の日程を終え、チャーター機で帰国された。両陛下はタラップを降りると、皇太子さまや秋篠宮さま、安倍晋三首相夫妻らの出迎えを受け、車に乗り込んだ。 パラオ国際空港では、レメンゲサウ大統領夫妻が両陛下にお別れのあいさつをした。 これに先立ち、ペリリュー島での島民との懇談では、「ペリリューに来ていただいて名誉なことです」と話す男性に、天皇陛下は「戦争はありましたが、平和なペリリューはきれいなところですね」と話した。(時事通信)---------------------------------------------------------------無事に陛下がご帰国されました。パラオ訪問は陛下たってのご希望だったようです。パラオと日本の関係をご存知でない方は是非知っていただきたいと思います。パラオは親日国として有名です。なぜ親日国なのか。パラオはスペイン、ドイツの過酷な植民地支配を経て、第一次世界大戦後、パリ講和条約でパラオは日本の委任統治領になりました。ここでインフラ整備や、医療、教育を充実させパラオは発展を遂げます。今でも80歳前後の方は日本語を話せる方がいるぐらいです。第二次世界大戦でペリリュー島の戦いやアンガウルの戦いで激戦地となりましたが、原住民を非難させてほとんど原住民に被害はなかったそうです。戦後は慰霊碑を建てていただき、管理をしていただきました。その事を、陛下は感謝されておられます。陛下だけでなく、私たち日本人も知っておくべき歴史だと思います。 PR